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  奥四万十源流域に住まいする川が大好きな 「ろくさん」が気ままに地域の情報発信に 一役果たしたいと思っています。 ○四万十ガイヤ自然学校 ○大正中津川 やまびこ会
                       
   
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narukawa-taki.jpg地図や観光案内の書物やカタログからは四万十川流域には、「滝」に関しては殆ど見当たりません。何故なのでしょうか不思議ですよね。そこで今回は中津川で唯一ともいうべき滝をご紹介させて頂きたいと思います。「滝」っていうとどんな印象を持たれるでしょうか?実は地球物理学的にいうと「滝」は進歩ではなく後退途中の様子を私たちに見せているのです。時間軸を大きく見据えた時、滝はどんどんと後退しているのです。100年前に見る滝と現在見る滝、そして100年後の滝を想像してみて下さい。100年前の滝はもっと背が高く大きな形をしていたはずです。逆に100年後の滝は高さが低くなってもっと小さくなっているはずです。その様にして考えると滝も永遠のものではなく「生きている」ものなんですね。地域の人たちも全員知っている訳ではない滝があるのです。しかもスタイルが良くカッコいいコンパクトな滝なのです。高さは水面から約3メートル、滝つぼの深さは1メートル直径約2メートルと本当に小さな小さな滝です。水量は真夏でも枯れることなく豊富で水温も低く滝つぼに入って滝に打たれれば、それはそれはさっぱりとし大型冷凍庫から出て来た感覚になるのです。我慢して入っていても1分ももたないくらいの水温です。場所は中津川の支流・成川を合流点から約1キロほどの上流で、この成川の支流(川の名前は現在のところわかりません)が注ぎ込んでいる合流点なのです。 成川の河原に立ってみないと見えないひっそりとした滝なのです。それだけに自分ひとりが独り占めしたような錯覚に陥ります。シャワートレッキングに参加された方々で希望があればご案内を差し上げているのです。一般の方々においてもご希望があればいつでもご案内させて頂きます。
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koncyu.jpgこの昆虫の写真をご覧になってなんだと思われますか?私も長年生きていますが、この様な昆虫をじっくりと見たことはありませんでした。しかも、私の自宅の中に入ってきたのです。大きさは約5センチほどもあり、昆虫の中でも大きいほうですね。面白いのは首から頭にかけては、蛇の頭みたいににょきっと伸びています。そして首から下半身の胴はまるでトンボの羽のようです。高知新聞社が発行した「四万十の昆虫たち」という本で調べてみました。<ヤマトクロスジヘビトンボ>でした。(アミメカゲロウ目 ヘビトンボ科)カゲロウの一種であるとは思っていましたが、なんと蜻蛉だったのですね。四万十流域一帯は自然が豊かなだけに昆虫類は約200種類もいるそうです。なかでも、トンボの仲間は流域内でおおよそ90種類もいるとのことです。四万十市には「トンボ自然公園」もあります。是非、一度訪ねてみては如何ですか。私たちの住むここ中津川にも沢山の昆虫が生息しています。昆虫が沢山住んでいるってことは、それだけ「生物多様性」があることですね。    
  
   
   
                       
   

tinkabasi.jpg台風13号(平成18年9月)の影響する雨が降り、四万十川本流も少しは増水しているようですが、私の一番好きな沈下橋が沈んでいました。地元では通称「上岡(かみおか)の沈下橋」と言っている向山沈下橋です。増水して真っ先に沈下するのがこの上岡の沈下橋なのです。他の沈下橋が沈んでいないのに沈んでいる事がままあります。それだけに橋の橋脚が短いのかも知れません。ですが、橋全体を見下ろす所から見ると実に美しい姿をしているのです。橋脚と橋脚の間の形が飛行機の翼のように流線型をしているのです。実際に橋の上に立って見るとその優美な姿を見ることが出来なくてむしろ、橋脚がでっぱっているせいか男らしい姿にしか見えないのです。一つの橋が二つの姿に見えるという不思議な感じです。今回写真にした姿は男らしい姿でしかも沈下寸前の状態ですが、次回には優美な姿の写真をご披露したいと思います。

   
  
   
   
                       
   

irazuyamakanban.jpg先日、四万十川源流域まで行って来ました。写真はその折に撮ったものですが、県道19号線を南下し四万十川沿いに上流域から中流域までをたっぷりと味わいました。この看板は地元の老人クラブの方々がボランティアでお作りになったようで、実に気持ちの良い看板と説明書きでした。そうです。遠くにかすんで見える一番高い山が「不入山(いらずやま)」なのです。そして手前の小さな川が四万十川なのです。山の標高は1336メートル。四万十川の流れも河口に向って196キロの旅に出ます。この四万十川はしばらくは太平洋に向って南下しますが途中(四万十町役場のある町並みを過ぎたあたり・旧窪川町)から今度は急に西に向って進むのです。そして東から真一文字に西に向かいそこからようやく今度は太平洋に向かって南下するのです。

   
  
   
   
                       
   
ポットホールって言う言葉をご存知ですか。

甌穴(おうけつ、かめあな)とは川底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール(pot hole)、またはかめ穴ともいう。河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による浸蝕のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し円形の穴に拡大する。穴の直径、深さとも数cmのものから数mのものまでその姿はさまざまである。底に磨耗した小石が残っているものもある。

と言うことでふるさと交流センターキャンプ場の直ぐ傍にこのポットホールがあるのです。


四万十川も一度増水し氾濫すると大変な被害や人命にまで関わる作用を及ぼしますが、このポットホールは私たちの見えないところでじっくりと時間をかけながら日々変化をもたらしているのですね。pothole.jpg

このポットホールを実際に見たいと思われたら、是非一度当センターにお越し下さい。いつでもご案内させて頂きます。(ただし、増水時は水の中に隠れてしまってますので少しみにくいかもしれません)

   
  
   
        
  
プロフィール
HN:
ろくさん
年齢:
74
性別:
男性
誕生日:
1950/02/25
職業:
団体職員なるも自由人
趣味:
アウトドアー全般
自己紹介:
奥四万十源流域に住む一住民が流域の暮らしや四季のうつろいを広く皆様に知って頂きたいと思い立ち上げました。
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