先日、四万十川源流域まで行って来ました。写真はその折に撮ったものですが、県道19号線を南下し四万十川沿いに上流域から中流域までをたっぷりと味わいました。この看板は地元の老人クラブの方々がボランティアでお作りになったようで、実に気持ちの良い看板と説明書きでした。そうです。遠くにかすんで見える一番高い山が「不入山(いらずやま)」なのです。そして手前の小さな川が四万十川なのです。山の標高は1336メートル。四万十川の流れも河口に向って196キロの旅に出ます。この四万十川はしばらくは太平洋に向って南下しますが途中(四万十町役場のある町並みを過ぎたあたり・旧
甌穴(おうけつ、かめあな)とは川底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール(pot hole)、またはかめ穴ともいう。河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による浸蝕のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し円形の穴に拡大する。穴の直径、深さとも数cmのものから数mのものまでその姿はさまざまである。底に磨耗した小石が残っているものもある。
と言うことでふるさと交流センターキャンプ場の直ぐ傍にこのポットホールがあるのです。
四万十川も一度増水し氾濫すると大変な被害や人命にまで関わる作用を及ぼしますが、このポットホールは私たちの見えないところでじっくりと時間をかけながら日々変化をもたらしているのですね。
このポットホールを実際に見たいと思われたら、是非一度当センターにお越し下さい。いつでもご案内させて頂きます。(ただし、増水時は水の中に隠れてしまってますので少しみにくいかもしれません)