私の住まいする直ぐ隣の竹やぶから珍しいキノコが出ました。背の高さ:約20センチ、傘の大きさ30センチととてもとても大きいのです。しかも、色はほとんど真っ白なんです。少し薄暗い竹やぶではものすごく目立ちます。小さな竹やぶですが全部で5本ありました。さっそく、手持ちのキノコの本<詳細図鑑 きのこの見分け方>で調べたのですが、本に掲載のきのこには無く、同定出来ませんでした。竹やぶの中で数本がにょきっと出ているので、間違いなく同定出来ると思ったのですが今の処わかりません、、。調べた本は山や里で比較的よく見られるしかもお勧めの美味しいきのこの特集でした。66種の美味しいキノコと間違いやすい毒キノコ7種を収録。日本のキノコはおおよそ名前がついているだけで3,000種類もあるそうで、発見したキノコもどこかの分類にはいるのでしょうが特定出来ずに残念です。これから本格的な秋に向ってキノコたちのシーズンになるでしょう。甘い考えですが出来ればこの本にある美味しいキノコを発見したいものです
四万十川本流の二次支流である「中津川川」をフィールドとして、<シャワートレッキング>が出来るお奨めのフィールドがあります。スタート地点は中津川一番のお勧め場所でもある「久木の森山・風景林」です。ここから上流に向かって約1キロを遡行します。装備スタイルはヘルメットにライフジャケット、濡れても良い服装で歩き始めます。風景林を出発して直ぐにいきなり全身を水に浸かる事になります。ここ中津川の水温は四万十川・本流に較べるとずいぶんと低く上半身まで水を浴びるにはそれなりの勇気が必要の様です。でも一度浴びてしまうと全身さわやかな気持ちになります。最近の言葉で表現するなら<ハマッてしまう>って感じですね。流れが緩やかな浅瀬をゆっくりと歩けば数多くの鮎を見ることが出来ます。潜らなくても見ることが出来るってなんだか幸せに感じます。淵(ふち)という川の流れが緩やかで水深もかなりあるところでは泳いで遡行するしかありませんがこれが実は愉快なのです。私は勝手に名付けているのですが「ラッコ泳ぎ」でスイスイと上流に向えるのです。淵のような所では流れが大きい処の直ぐそばには逆流と言って下流から上流に流れている部分が必ずあります。ですからこの逆流を上手く利用するのです。しかもライフジャケットを着ているので、平泳ぎなどのように腹を下にするよりもお腹を上にして泳ぎます。トレッキング途中には「飛び込み」に最適な岩場と淵がセットになった処が幾つかあります。参加の子どもたちにとっては最高の場所で、ファミリーで参加のお父さんやお母さんには休憩タイムといったところでしょうか。高さは水面から約2.5メートルほどあって大人でも少々勇気が必要な高さです。やがて、遡行工程の半分を過ぎたあたりで成川という支流が合流している大きな淵に出合うことになります。夫々の川には微妙に水温が違うためこの合流する淵では場所が少し違っただけで暖かい水と冷たい水を同時に感じることになります。正直、あまり気持ちの良いものではありませんね。この淵から少し上流にはトレッキングコース最大の段差がある瀬が現れます。流れの大きな早いところをまともに挑戦するのもいいものです。時間の行程をたっぷりと清流にひたり少しの疲労感を味わいながらトレッキングを終了するのです。
台風13号(平成18年9月)の影響する雨が降り、四万十川本流も少しは増水しているようですが、私の一番好きな沈下橋が沈んでいました。地元では通称「上岡(かみおか)の沈下橋」と言っている向山沈下橋です。増水して真っ先に沈下するのがこの上岡の沈下橋なのです。他の沈下橋が沈んでいないのに沈んでいる事がままあります。それだけに橋の橋脚が短いのかも知れません。ですが、橋全体を見下ろす所から見ると実に美しい姿をしているのです。橋脚と橋脚の間の形が飛行機の翼のように流線型をしているのです。実際に橋の上に立って見るとその優美な姿を見ることが出来なくてむしろ、橋脚がでっぱっているせいか男らしい姿にしか見えないのです。一つの橋が二つの姿に見えるという不思議な感じです。今回写真にした姿は男らしい姿でしかも沈下寸前の状態ですが、次回には優美な姿の写真をご披露したいと思います。