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  奥四万十源流域に住まいする川が大好きな 「ろくさん」が気ままに地域の情報発信に 一役果たしたいと思っています。 ○四万十ガイヤ自然学校 ○大正中津川 やまびこ会
                       
   
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ご承知のとおり「四万十川」は特にふるさと交流センターなどがある地点・中流域が一番大きく蛇行をしているわけだが、この蛇行にも歴史があるのをご存知だろうか。ooigawa.jpg
川沿いの平地や小高い丘や森を注意深く地図や航空写真でご覧になって下さい。不思議な地形や光景が浮かんでくると思います。この写真はグーグルアースと言うネットサービスからコピーをさせて頂いたものですが、赤い線をこの写真に加えて見ました。交流センターがある川向いに「大井川」と言う集落があります。この平地は田畑や農家が点在する一見何処にでもある農村集落ですが、地球の歴史で見ると太古の昔は「四万十川」そのものだったのです。赤い線の処を水が流れていたのです。ところが何かのきっかけでこの蛇行がなくなり、まっすぐに流れるようになったと言う訳です。ですから赤い線が取巻く真ん中は今もこんもりとした神社林のように樹木が生い茂っているのです。
このような地形は別の地域での幾つか見ることが出来ます。<大正・田野々 大正・江師 大正・下津井など>
遠い将来にはこのような現象が現在の蛇行が無くなってしまうことだってありうるのでしょう。そうすると四万十川は現在196キロと言われていますが、短くなる一方なんですね。
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4617576c.JPGこの秋もお陰様で「秋の味覚」をたっぷりと味わうことが出来ました。
○無農薬の自家栽培:紅サツマイモ 
○今年は沢山採れたと言っておすそ分けで頂いた「サマツ」(きのこ)
○自宅ベランダ(オープンデッキ)付近でとれたマツタケ(正確にはツガタケです)
○一昨年の春に菌の植え付けをして初めて採れた自家製シイタケ
○こっそりと近所から頂いたマツタケ多数
○道路わきで採取した「椎の実」
○今年は豊作の年だったと思われる里の柿
○地元で収穫された無農薬の新米
○丁度頃合の「もどりカツオ」
南国・高知ならではの美味しいものばかりでした。自然に感謝!!
    

     

   
  
   
   
                       
   
isifuusya.jpg四万十川中流域の大正には「石の風車」があります。大きくて重い石が風の力だけでクルクルと回るのです。なんとも不思議な気持ちになります。私のように疑い深い性格ですとなんだかだまされているようにも思うのですが、、。四万十町大正にある「轟公園」には二つの石の風車が、四万十川に吹く川風の力でゆっくりとまた、力強く回っています。是非、一度は足を運んでみて下さい。381号線の道の駅「であいの里・四万十大正」の真向かいの丘の上にあります。風のまったくない時に足を運んだ折には、当然ながら風車は回っていないハズですが、これが時にはゆっくりと回っているのです。なんとも不思議です。でも、風の強い日に行きますと思い切り風車は音をたてて回っています。二つある風車は夫々に向きが違います。ですから風の向きによって回る風車と回らない風車がきちんとあるのです。なんでもこの風車に使っている軸のベアリングなどはNASAなどで使っている部品らしいですヨ。いずれにしてもロマンがありますね。四万十の川風がそのまま風車の動きで感じ取れるのも良いですね。    
  
   
   
                       
   

fuukeirin.jpg本日は私の住まいする場所から数分で行く事の出来る「風景林」をご紹介しましょう。中津川集落に入る途中には唯一のトンネルが一つありますが、このトンネルを利用しないで旧道を中津川川沿いに行くと<久木の森山 風景林>に到着します。名前の通り、自然林の素晴らしい景観を今も残している辺り一帯は最高です。川のそばの自然林と一緒に実は「湧き水」もあるのです。この湧き水は土佐の名水40選にも選ばれた名水で、当然ながら1年を通じて涸れることはなく、この名水を飲むだけでもここに来た価値が充分あります。

   
  
   
   
                       
   

naktuka-yuki.jpg私の住まいする流域には「サワタリ橋」という 小さな小さな沈下橋があります。四万十流域には約40の沈下橋があると聞きますが、この沈下橋は長さが22メートルという 本当に小さな可愛い沈下橋です。中津川集落と河内神社や田んぼを結ぶ重要な橋なのです。 沈下橋は昭和30年代前半にその殆どが建設されたと言います。橋にはそこに住む人たちの歴史や生活を垣間見ることが出来ます。実はこの「サワタリ橋」も歴史をたっぷりと見続けてきた橋なのです、、。
ここ中津川集落と他の集落を結ぶ道は、今でこそ川沿いやトンネルを使った新しい道路ですが
その昔は川沿いではなく「尾根伝いの道」だったのです。急峻な谷沿いの道よりも安定した尾根筋での道路作りの方が当時としてはより懸命な選択だったのかもしれません。で、この尾根伝いの道は「矢立街道」と称して今でも立派に残っています。この矢立街道から中津川集落に入るには、必ずこの沈下橋「サワタリ橋」を通ることになるのです。橋のたもとには「お茶堂」が今でも残っており、当時の人々の行き来や生活をしのぶ事が出来ます。是非一度はこの沈下橋「サワタリ橋」を訪れてみてはいかがでしょうか。上の写真は平成17年12月の雪景色の中のサワタリ橋です。夏の季節の沈下橋と比べてみてください。冬の中津川集落も良いものです。

   
  
   
        
  
プロフィール
HN:
ろくさん
年齢:
74
性別:
男性
誕生日:
1950/02/25
職業:
団体職員なるも自由人
趣味:
アウトドアー全般
自己紹介:
奥四万十源流域に住む一住民が流域の暮らしや四季のうつろいを広く皆様に知って頂きたいと思い立ち上げました。
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